高配当株の探し方

高配当銘柄を探す際は、「スクリーニング」という機能を使います。
Investing.comのStock Screenerがおススメです。このサイトでは世界中の投資銘柄を探すことができます。
米国株(REIT)の場合は時価総額(Market Capitarization)が$500M(5億ドル)以上、配当利回り(Dividend Yield)と5年平均利回り(Dividend Yield 5years AVG)を6.5 %以上に設定します。
その中でMLP銘柄は除外します。MLPというのは「Master Limited Partnership」の略でエネルギー関連事業に投資する共同投資事業形態の1つです。
エネルギーインフラへの投資促進を目的として1980年代に米国で誕生し、その後発展していきました。
MLPは配当が出た際に米国で35%課税(源泉税)されるため、うま味がありません。
それ以外の銘柄を今度はMoringstarやYahoo Financeで下記項目を調べてエクセルで一覧表にまとめます。
まずはMorningstarで過去10年分の1株あたりの配当額(Dividend per share)と配当利回りの推移をチェックします。
ここで、配当が無い年があったり、配当額や利回りにばらつきがある時点で候補から外します。
配当金は不動産投資でいうところの家賃にあたるので、できるだけ安定している銘柄を保有したいところです。
次に売上高(Revenue)と営業利益(Operating Income)と純利益(Net Income)を5年分、ROE(Return on Equity)は10年分、営業キャッシュフロー(Operating Cashflow)とフリーキャッシュフロー(Free Cashflow)は5年分算出します。
なお売上高や利益、キャッシュフローは有料会員となれば過去10年分閲覧することができます。
今度はYahoo Financeで自己資本比率と経営安全率、時価総額をチェックします。
自己資本比率は純資産合計(total equity)÷負債・純資産合計(total assets)×100で、経営安全率は経常利益(income before taxes)÷売上総利益(gross profit)×100で算出できます。
経営安全率というのは、売上総利益に占める経常利益の割合(売上総利益を100%としたときの経常利益の割合)のことです。
つまり売上総利益が何%減少したら経常利益が0となるかがわかります。
経営安全率が15%の会社なら売上が15%減ると経常利益が0となります。経営安全率をみればその会社が何%の売上高の減少に耐えられるかわかります。
これらの数値を一覧表にすると直感的にわかりやすいです。
同じ業種で利回りも似たような数字なら時価総額の大きい銘柄を選ぶと良いでしょう。
また国内の証券会社でしたらマネックス証券にもスクリーニング機能があります。
ただし、Investing.comでは表示されてもマネックスでは出てこない銘柄もあります。
アメリカの証券会社を買収しているとはいえREITなどの取り扱いはありません。
このあたりはIBを除く国内のネット証券会社は全て同じです。
この取り扱ってない銘柄の中に高配当の良い銘柄が隠れているのにとても残念です。