不動産投資

金融商品と並んで一般的なものに不動産投資があります。
私は2006年から不動産業界で働いていて、気づいたことがあります。
それはお金持ちは例外なく資産を持っているということです。
ここでいう資産とは先程、純資産のところで説明した換金できるものというだけの意味ではありません。
ロバート・キヨサキの『金持ち父さん 貧乏父さん』にも書いてありますが、「自分のポケットにお金を運んできてくれるもの」という意味合いです。
仕事上付き合いのある不動産オーナーは、働かなくても毎月一定の家賃が入ってきます。
これって素敵なことだと思いませんか?
毎日、通勤電車に乗って会社に行く必要も、嫌な上司と顔を突き合わせる必要もないのです。
不動産オーナーを見続けている中で自分も資産を持ちたいと真剣に思うようになりました。
不動産投資のメリットは金融機関から融資を受けられる点です。
融資を受けることで、購入金額が貯まるまでの時間を買うことができます。
金融機関へ金利を支払わなければなりませんが、利回りの良い不動産ならうま味があるでしょう。
ただ、私は不動産は持ちたくありませんでした。
賃貸管理の仕事で散々、辛くて嫌な思いを経験したからです。
賃貸経営は管理会社や仲介会社、工事業者と連携して行う必要があります。
保有物件が多ければ入居者からのクレームも増えるし、空室が長期間埋まらないことや、ゴミの問題、住宅設備の不具合への対処、家賃の滞納など頭の痛い問題が続出します。
それに日本は自然災害が多いのも悩ましいですね。
正直ストレスの多い事業だと感じています。
また金融商品と違い不動産は所有しているだけで税金(固定資産税・都市計画税)がかかり、建物のメンテナンスも必要なのでその分利回りが低下します。
私は自分の資産のことで他人と一切関わる必要がなくて、世界中どこにいても収入がある状態がベストだと考えていました。
その中で出した答えが海外での高配当株(REIT)投資だったのです。
利回りが6%以上の銘柄を複数保有し、配当金が出る度に買い増しして複利で雪だるま式に増やしていく戦略です。
日本株の利回りは高くても3%台、日本のREITはせいぜい4%から5%台です。
これだけインターネットが普及して海外口座を自由に開設できる時代に、投資を日本だけに限定するのは賢いとは言えません。
日本は人口減少が止まらないので、今後は衰退していき日本円の価値も下がっていくと私は考えています。
また、日本が財政破綻し再び預金封鎖が行われる可能性もゼロではないでしょう。
そんな理由から資産の大半を海外で運用しているのです。