日本円の今後

私は資産の大半を海外の銀行・証券会社で米ドルや香港ドル、人民元建てで保有しています。
日本円で持っているものは全体の1割弱しかありません。
日本の現状について知っておくべきことは、政府の債務残高です。
IMF(国際通貨基金)のデータによると、2018年4月時点で債務残高は1,310兆円で対GDP比236%となります。
国家の収入(GDP)の2.3倍もの借金があるということです。
家計に例えたら大変な事態ですが、国家は国債を発行することで債務残高を積み上げていけるので、すぐに財政破綻するということはありません。
ただ、いつまでもで1万円札が今と同じ購買力を維持できているかというとかなり怪しいと言わざるを得ません。
あなたは通貨の価値の裏付けは何だと思いますか?
日本政府がこの1万円札には1万円の価値があると言ってるだけで、それを国民が信用しているに過ぎないのです。
膨大な債務残高を抱えた日本円に対して、不信感を持った人たちが外貨に換金する流れが広がると、為替レートは大幅に円安に向かうでしょう。
日本は海外からたくさんの食品や日用品、原油を輸入していますので、大幅にインフレ(通貨の価値が下がり、物の値段が上がること)が進むことになります。
そういう事態に備える為にも、日本円だけで資産を持つのではなく、外貨も保有することをお勧めします。
ただし国内の金融機関で外貨預金をすると為替手数料が高く、また海外で預けるのに比べて金利が大幅に目減りしてしまうのでうま味がありません。
さらに今後、日本が財政破綻するような事態に陥った際は預金封鎖があるかもしれません。実際、1946年に日本でも実施されました。
外貨は海外の銀行や証券会社に口座を開設して預けるべきです。
もし海外にある外貨資産を日本で使いたくなった場合、ネットバンキングやデビットカードがあるので不自由しません。